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自主制作CDを製作

自主制作CDは、バンド活動を成功させるために、とても重要な要素となります。
自主制作CDのいいところは、長期的に考えると、必ず利益にたどり着くこと、また、何度も聴いてもらうことによって、自分たちの音楽をより好きになってもらえたり、ライブ自体の盛り上がりにも大きく影響してくるからです。

ライブに何度も出演するのであれば、ライブに出演するたびに少しずつの売り上げが見込めます。売り上げとともに、知名度を上げることができるのであれば、単にライブをするよりは、絶対に効果的であるといえます。

このページでは、自主制作CDの製作方法について解説します。

 

自主制作CD製作の流れ


大まかにいうと、自主制作CDの製作の流れは上の図のようになります。
レコーディング⇒CDのデザイン⇒CDプレスという流れに沿ってそれぞれの工程を説明していきます。

 

レコーディング

レコーディングは大きく分けて、以下の2つの方法があります。

@自分たちで録音する。

Aレコーディングスタジオで録音する。

上記の2つのレコーディング方法について比較しながら見ていきましょう。

まず、自分たちで録音する場合は、さまざまな機材が必要になります。
最低限必要なものとしては、
MTR(マルチトラックレコーダー)もしくは
音楽制作ソフト+オーディオインターフェース(楽器とパソコンをつなぐ機材)+パソコン
です。
これらは、録音のメイン機材となります。
MTRであればパソコンなしで、録音することもできますが、今の時代、低価格で高機能なパソコンが手に入ることや、拡張性や編集のしやすさを考えると、音楽制作ソフト+オーディオインターフェース+パソコンの組み合わせがお勧めです。

機材がそろったら、あとは録音していくことになります。
自分で録音する場合は、それなりの知識が必要になりますし、レコーディングスタジオの機材に比べれば、やはり音質等は低くなってしまいます。
しかし、自分で録音する場合は、時間を気にすることなく、自分が納得するまで何度でも取り直すことができます。
また、録音しながらアレンジを考えたり、試行錯誤を繰り返しながら、作品の完成度をどんどん上げていくことができます。

一方、レコーディングスタジオでの録音は、プロのエンジニアが付いて録音をしてくれます。また、録音用の機材の必要もありません。
しかし、一般的に、1時間数千円や、8時間パックで4〜5万円程度費用がかかってしまうため、なるべく時間をかけないように、録音していかなければなりません。
その点で、納得のいく演奏がなかなか録音できなかったりするという可能性もあります。

以上の点を表にまとめると以下のようになります。


レコーディングスタジオでお金をかけて、高品質なものを録音するか、自分たちで、納得するまで、作りこむかは両方の長所、短所を比べて決めましょう。
しかし、何曲も録音して、アルバムを何枚も作りたい。ということになると、レコーディングスタジオはどんどん経費がかさむのに対して、自分たちで録音する場合は、基本的には最初の機材代だけで済むため、自分たちで録音するほうがお勧めです。

  

CDデザイン

CDのデザインはCDの印象を決める大きな要素となります。

現在、パソコンのデザインソフトはとてもいいものが多く販売されていますので、思ったよりも簡単にある程度のデザインは作れてしまいます。

ここでは、デザインの製作に役立つソフトを紹介します。

【有料ソフト】
■Photoshop
Adobeから販売されている、デザインソフトのなかでもっとも有名なソフトのひとつです。
同社から発売されているIllustratorよりも絵や写真の編集に向いているので、CDのデザインにはこちらのほうがお勧めです。

Illustrator
こちらもAdobeから発売されているソフトです。PhotoShopが絵や写真を主に扱うのに対して、こちらは主に製図のソフトとなります。

【無料ソフト】
有料ソフトに負けない程の品質を持つフリーのソフトです。
無理に有料のソフトを使用しても、なかなか使いこなせないので、最初はこちらのソフトでも十分でしょう。
■GIMP
■Pixia
■PictBear

音楽は得意だけど、デザインはちょっとという方は、デザイナーに頼むという方法もあります。
料金はデザイナーによって大きく異なりますが、インターネットで検索すれば、いろいろ見つかりますので、ぜひ一度調べてみてください。

 

CDプレス

いよいよCDのプレスです。
これで、待望の自主制作CDが完成します。

基本的には、プレス会社に発注することになります。
一般的な料金としては、
100枚で5万円程度。
1000枚で15万円程度です。
こう見ると、単価的には圧倒的に1000枚のほうがお得ですが、1000枚を販売するというのはなかなか難しいので、次のCDを製作していくことも考えて、枚数を決定しましょう。
最後に、お勧めのCDプレス会社を紹介します。

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