作曲のパターン
作曲の流れとしては、大まかに以下の３つが代表的なものといえるでしょう。
まず、一番オーソドックスな作曲の仕方が、一番上のコードから作成するパターンです。
これは、とにかくコードの響き＝雰囲気を先に決めて、それにメロディ・リズムをつけていく方法です。
作曲をするといったらこの順番で行う人が一番多いでしょう。
特徴としては、まず作りやすいということがあげられるでしょう。
次章で述べますが、世の中の曲のコード進行は大半が同じものです。
ですので、好きな曲と同じコード進行を使い、それにメロディをつければ、それっぽい雰囲気の曲が簡単に作れてしまいます。
逆に言えば、特徴のない、ありふれた曲になりやすいといえます。
次に、メロディから作成する方法です。
これは、自分の中に突然降りてきたメロディを歌にするという感じで、鼻歌を歌うように作ることができますが、よくよく考えたら、知っている曲の一部分とまったく同じだったということもよくありますので、そのあたりは注意が必要です。
最後に、リズムから作成していく方法です。
個人的には一番お勧めの方法です。
理由は、ノリ易い曲が作りやすいからです。
最近のリスナーは、メロディがいい音楽よりも、ノリ易い曲の方を重視する傾向があると思います。
例えば、最近流行のギターロックでも、「サビの歌メロだけを口ずさむと、割と単純で、同じフレーズの繰り返しだった。」ということは多いはずです。
歌が同じ音程のメロディを繰り返しながら、楽器隊とリズムを作っていくことによって、とてもノリのいい曲を作ることができます。
以上のように、作曲の流れはいくつかありますが、どんな方法をとっても、最終的にはいい曲ができればいいのです。
なので、形にこだわらず、自分がいいと思うものを思うとおりに作っていく姿勢が大切だと思います。
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コード進行
コード進行は曲を作るうえで、とても重要な要素となります。
おおまかな音の響きの流れとなるので、コード進行だけで、音楽の雰囲気は大体決まってしまうといってもよいでしょう。
しかしながら、このコード進行は世の中の曲を聴いていくと、大体同じようなものになっていることが多いことに気づくと思います。
例えば、以下のコード進行。
・Am→F→C→G
・C→G→Am→G→F→F→G→G
上はロックにとても多いコード進行です。
下は、バラードにとても多いコード進行です。
上のコードを弾きながら適当に思いついた曲を歌ってみましょう。
割とすんなりコード進行に当てはまる曲が見つかるはずです。
このように、コード進行は多くの有名な曲で同じものが使われています。
ですので、作曲に慣れていない方は、ひとまず好きな曲のコードに自分なりの歌をつけていくことから始めてみてもいいのではないでしょうか？
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パソコンで作曲
パソコンの性能が大きく上がった現代では、パソコンを使って、気軽に高品質な音楽を作成することができます。
パソコンで音楽を製作することをDTMといいます。
DTMとは、DeskTopMusicの略で、簡単に言うとパソコンで作る音楽ということです。
DTMは基本的には以下の２つの方法で音楽を製作していきます。
①演奏をパソコンに取り込む
②打ち込み（楽譜をパソコンに打ち込み、パソコンに演奏させます）
②の打ち込みができるところがDTMの大きな強みといえます。
現在は、パソコンの演奏でも音質がとても良いため、例えば、ギターしか弾けない。という場合でも、ドラム、ベースを打ちこんで、それに自分の演奏したギターの音を合わせることで、立派なバンド演奏が簡単に実現できてしまいます。
また、ストリングスや、効果音など、数々の楽器が簡単に演奏できてしまうのです。
これは、楽曲に幅を持たせるという意味でとても大きな武器になります。
そんな、DTMですが、何があれば始められるのでしょうか？
基本的には、以下のものがあればすぐに始められるでしょう。
①パソコン
②作曲ソフト
③オーディオインターフェース（生演奏を取り込む場合に使用します）
②の作曲ソフトは、さまざまな物が販売されていますが、無料で高品質なソフトもあります。
お勧めのソフトを以下に紹介させていただきます。
［フリーウェア］
・Music Studio Producer
無料でありながら、高機能で、簡単に思い通りの音楽が作れます。
［シェアウェア］
・SONAR
プロのミュージシャンやプロデューサーも使用している本格音楽制作ソフトです。
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